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松川の風呂(1993年作)

松川の風呂図以前、ポップアートというモノに非常に興味を示してした時期があり、何を血迷ったかシルクスクリーンでもって自分でも何かやってみたいという猛烈な衝動に駆り立てられ、印刷に必要な感光機を自作までしたことがある。その最初の作品がこれなのであるが、鼻息荒く道具を揃えた割に、やることは小さい。
『松川の風呂』のび太‥‥全く意味がわからないだろう。しかしこの作品にはその当時の私のパッションが凝縮されている。
当時働いていた職場で人事異動があり、私は松川村という村に住むことになった。その時自分でアパートを探すと申し出たところ、異動先の職場側から「アパート探しなんてそんな大変な作業はさせられるものか、こっちでちゃんとしたところを用意しておくから心配しないでいい」という温かいお言葉。いざ家財道具をトラックに一切合切積み込んで出向いたところ、家賃 破格の2,500円という田園に囲まれたいわゆる村営住宅のようなところに案内された。
「畳は全部張り替えたで新品だでねぇ〜」ってゆーか玄関のドアの新聞受けただの四角い穴だし、みたいな。こっから明らかに中のぞけるし、みたいな。そして南側には庭付きのようだがその一角に物置のような小屋が建っている。しかしよく見ると屋根には煙突が‥‥。風呂だった。外かよ、みたいな。異様に主張する木の桶が小屋の中に置かれていた。風流だねぇ〜ってそうじゃないんだ。
引っ越しを手伝いについてきてくれた先輩達は、面白がってその風呂桶の中にまたいで入ってみたりなどして遊んでいたが、そのうちに大変なことが発覚した。試しに水を張ってみたら、しばらく使用していなかったためか木が縮んでいて水がすべて漏れ出てしまうのであった。これがこの松川の風呂。
| mono | 2006.05.30 Tuesday 13:43 |
わけありのようだ

室内に置いている根上げ盆栽の芽吹きが始まり、苔も青々と美しい。手近なところにあったムーミンを木の根本に置いてみた。フィンランドの森の中の木の下にムーミンがちょこんと座っている。ファンタジーだ。癒されそうだ。

いや違う、このムーミンよくよく見るとけっこう薄汚れていたりする。眉毛には悲壮感さえ感じられる。

膝抱えて、暗い森の中でぽつねんと‥‥。薄汚ねぇムーミンよぅ(悪の石立鉄男風)。




| mono | 2006.02.03 Friday 23:07 |
キンボールっていったい

地区内の組長を担っているため、区民に回覧するための印刷物が定期的にポストにドサッと入っていたりする。先日またそのようにポストに入っていた印刷物の中に 回覧:「キンボール大会のご案内と参加者募集について」と題した申し込み用紙が入っていた。
その初めて見るスポーツらしきカタカナに目を見張ったわけだが、このキンボールっていったいなんなんだ。「キン」て何のことなんだ。金ボール、緊ボール、均ボール‥‥いずれにせよボールの部分まで漢字に置き換えたら声に出して言うことはできまい。
この印刷物には「キンボールってこんなスポーツですよ」とか「キンボールに取り組む区民の写真」みたいなキンボールを紹介するような欄はいっさいなく、まるで「ソフトボール大会のご案内」のようなメジャーな佇まいで題名を飾っている。「キンボール」を知らないのは今どき私くらいなものなのか?
会社から帰宅した連れあいをつかまえて「いったいこのキンボールってなんのことなのだ」と聞いたところ、先日の寄り合いで、その大会について告知があり、その際私と同じように疑問をぶつけた人がいたそうで、公民館長が「キンボール」の説明をされたそうだ。それによると「ゲートボールの玉をカーリングみたいにする」イメージだったそうなのだ。意味わからん。全く信憑性のないその答えに合点が行かず、ネットで検索してみることにした。そうしたらこの「キンボール」について説明されたとてもよいページがあった。
なるほどー、ていうか連れあいの聞いてきたイメージはやはり全く間違っていた。しかしそそられるなぁ、キンボール。オムニキン!!ボイ〜ン‥‥だもんなぁ。
| mono | 2005.12.21 Wednesday 04:31 |
広告代として巻き上げた物

親父の営む日曜日限定胡散臭い骨董屋の宣伝ページを作ろうとしており、そのページ制作のための写真を撮りに骨董屋『末広堂』に行く。ページといってもとりあえずは看板と連絡先と地図だけのような簡易的なものを考えているのでノリは軽い。撮影商品を物色していると、けっこう変な物があり興味深い。土でできたちっちゃいエビスさん軍団とか、アフロキューピーとか。そういうのは骨董の競り市でお目当ての物を競り落とした時にくっついてきたがらくたのようなものなのであろう。


「昭和五年インスリン」などとラベルが貼られ、得体の知れない濁った薬が未だに入ったような薬瓶や、手術器具なんかもある。たぶんこれも昔の薬棚とかに入ったままで競り落とされたのだと思う。そんな物まで並べて撮影しつつ更に品物を物色していると、かなり気の抜けた唐子の絵がついている5客揃いの蓋付茶碗を発見した。


ラーメンマンのような髪型のよれよれした描写がグッときた。親父にこれはいくらなのかと問うと「そんなのいいや、持って行け」という。私は「そんなの悪いじゃん」と言いつつも「それでは今回の広告代としてありがたく頂戴いたします」とちゃっかり巻き上げてくるのであった。
| mono | 2005.11.27 Sunday 18:29 |
ノーノ分室×HOLY'Sニット

オーダーメイドニットHOLY'Sのホリ氏より"ノーノ分室"に納品したニットの撮影を依頼されたので撮りに行く。ノーノ分室はビルの2階にあって南側に窓が大きくあるので自然光がたくさん入ってきて非常にさわやかな店だ。撮影もやりやすい。HOLY'Sのニットは手袋と帽子とルームシューズ。ルームシューズはこの足先のまるみといいストラップのボタンといいいほんとにかわいらしい。形も年々グレードアップしてきているなぁ、などと感心しつつそれぞれを撮影する。


撮影終了後、目を付けていた机の上の木製のトナカイをぜひとも床に置いてみたく、撮影アシスタントをしてくれていたスタッフの三島氏に許可を得て床に置いてみると‥‥歩いてるよ〜出没してるよ〜とオタクスイッチが入り、我を忘れて床に(寝転がるまではいかないが)へたり込んで低いアングルから撮影したりなどし、撮影魂を燃やす。負けじと三島氏も携帯カメラでもって撮影に参加し、ちょいアイドル撮影会風になるのであった。











| mono | 2005.11.24 Thursday 05:27 |
百文(momon)のペンダント2

依頼してあったペンダントが完成したという連絡があり拝見しに行く。今度はおまかせ依頼なので全くの「百文(momon)」オリジナル作品である。数点の中から迷いに迷って1点に絞れず結局2点いただいた。一つはぽってりとした形をしたシルバーに大仏の頭が玉虫色に彫り込んであるやつ。妙だよ〜。形もいい。裏のmomonという刻印もかわいい。もう一つは流木の形をしたやつ。こちらはとてもシンプルでいい形をしている。どちらもかわいいんだけどかわいすぎず、男っぽくもあり女っぽくもあり、色もキラキラピカピカしすぎず、もう絶妙に私の好みであった。嬉しい。満足。
| mono | 2005.11.19 Saturday 13:11 |
百文(momon)のペンダント

連れあいが会社から帰宅するなり、「クリスマスプレゼント第一弾」などとわけのわからないことを言いながら赤い小袋を差し出してきた。赤い袋には「百文(momon)」と刻印されており、私は「おっ!もうできてきたのか?!」と喜んだ。「百文(momon)」というのは先日お会いした彫金もやる作家の彼女が手がける彫金作品の総称である。訪ねた際、見せていただいた作品がとても素敵だったので、デザインはおまかせでペンダントを発注していたのだ。しかし、連れあいはそうではないのだと言う。よくよく聞くと自分も発注したのだと言う。妻へのクリスマスプレゼントに(おのろけか)。それが今日できてきたと。しかし「クリスマスプレゼント」てまだ11月になったばっかじゃんか。一日たりとも我慢できなかったんだなぁ。開けていいものか躊躇したが、開けてくれ光線をひしひしと感じ開封することにした。ブツを取り出す。‥‥おー!!ちょっと素敵じゃないですか〜?!「ナイフの刃のような葉っぱ」などというイメージで発注したらしい。そんなややオタクめいたイメージの発注をこんなにいい感じに仕上げてくれるとは。連れあいはイメージ以上に仕上がってきたと、ペンダントをニヤニヤしつついつまでも見つめるのであった。さて私が発注した分、かなり楽しみである。
| mono | 2005.11.07 Monday 21:02 |
HOLY'Sの手袋

ニットをオーダーメイドで作っている友人から撮影依頼で送られてきた。これは確か彼女が「COW BOOKS」の松浦弥太郎氏から依頼されて作成した手袋と同じデザインの物だったと思う。分厚くてしっかりした作りの手袋である。紐もついているので自転車に乗るときなどに絶対良さそうだ。以下作品の紹介文「セールブー手袋:ノルウェーの北部の小さな村、セールブーで作られていた八芒星(エイトポイント・スター)のパターンをアレンジした手袋です。」(HOLY'S)
| mono | 2005.07.07 Thursday 00:00 |
シャクヤク

いい香りだ。先日母が遊びに来た時に持ってきてくれた。シャクヤクはボタンと風貌が似ている。ボタンは花も大きいし、葉も芸が細かく、総じてワサワサしていてゴージャスである。散りっぷりも派手だし。それに比べるとシャクヤクは花もボタンほどデカくないし、葉の作りもおおざっぱ、なにか田舎者(いなかもん)な感じで負けている気がする。しかしだ、母が一緒に持ってきてくれた赤つめ草に似ている素朴な野草と一緒に花瓶挿すとだ、そいつらには確実に勝っている。華やかで凛として、バラに似たいい香りを振りまいてめいいっぱい、めい〜いっぱい咲いているのであった。
| mono | 2005.05.01 Sunday 19:43 |
HOLY'S オーダーメイドニット

オーダーメイドのニット制作をしている友人に依頼して作ってもらった手袋。彼女はもともとフェアアイルニットといって細かい幾何学的な模様を編み込んでいくという高度な技を売りにしていたのだが、近頃は取り引きしてしているショップの要望を取り入れたり独自で創作したりなどして、模様よりも形などのデザインを重視した作品が多くなってきているようだ。私も一色でシンプルな物をと頼んだ。注文用紙には手の型を鉛筆でなぞるスペースなどある。毛糸の色見本などを送って来てくれたり、飾りで付けるボタンの写真をメールでいくつか送ってくれたりと、かなり綿密なやりとりの末にできあがってくる。上がってきた手袋はイメージ通りの出来上がりで、銀のステキなボタンが効いていてかなり好い感じである。そして今シーズンは何処に行くにももうこればっか着けている。
| mono | 2005.01.21 Friday 01:06 |