IDLEDAYS HOME
PROFILE
OTHERS
T
Y
<< 「職人印展」終了しました | main | NHKドラマスペシャル 白洲次郎 >>
年末と正月とおせちと年賀状

昨年、3月の中旬から5月の中旬まで全く仕事が入らずぶらぶらしていた反動というか、5月に入ってからそろそろまずいと思い仕事入って来い!という強い願いが叶ったか、その後からこの年末にかけてというかこの正月にまでずれ込んで、1年の最後の仕事である「年賀状」が正月2日に出来上がった。

2009年年末、年賀状の神はなかなか降りて来なく、夫や友人がプリンターで年賀状を続々と出力していくのを横目に、不安と焦りをない交ぜにおせち作りに精を出す。
私はなぜこのおせち作りに執着するのだろう。おせち作りとは何なのだろう。正月とは何なのだろう。家族って何だろう。人間って何だろう。宇宙って何だろう!
もういいか

いつもはダシなんて粉末ダシを使うのだけれど、おせちはかつお節からとる。そしてダシをとった後の大量のかつお節が残る。それを「おかかにする」というのは決まり文句であるが、2008年末はそんなことしてる暇あるかよと悪魔の囁きに導かれてドッサリごみ箱に捨てた。
今年はやはりそれではいけないと思い、おかかをこさえた。オーブンの天板に敷いたクッキングシートの上に醤油と混ぜたカツ節を拡げて、焦がさないようにカラカラに乾かす。ほったらかしておくと丸焦げになったりカチカチにひとかたまりになってしまったりするので、時々ほぐしたりして面倒を見なければならない。これを最後に細かく粉砕してふりかけにするというのが通常だけれども、それをやらずに絶妙に束感を保ったままにしておく。そのほうががいい。
夫がすかさずご飯に乗っけてマヨネーズをかけて食べていた。見た目はまるで汚らしい野蛮な丼ぶりであったけれども、翌朝わたしもやった。
そんなことはどうでもよい話で、おかかが出来上がってタッパーにザアーッとあけた後のクッキングシート。やや透明がかった白いシートの上に、おつゆと醤油とこびりついたカツ節とがまるで水墨画のような絶妙な濃淡を描き出しており、美しい。年賀状の神様が遂に降りて来たぜと思った。

例年通りで、年越しは夫の実家、元旦は自分の実家。姪っ子や甥っ子はどんどん大きくなっている。
トランプやろうぜということになり7並べやダウトをやるが小学生のカードの出す速さについていけない。その状況をじっと観察していた3才の姪っ子からダウトやろうと勝負を挑まれた。かなり漠然としたルールと空気を完全にコピーした姪っ子の勝った負けたの演技が非常にかわいらしく面白かった。一緒になってダウト模写に熱中していたら声がかれた。
自分の実家は総勢14名、ファミリーはまだまだ増殖中でカオス。もっとゆっくりと甥っ子姪っ子と遊びたかったり、家族と話がしたかった。来年はおせち時間を縮小しようかと思ったりする。

今年もよろしくお願いいたします。



| one day | 2010.01.08 Friday 13:16 |