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Atelier hicaoの手仕事展 DMの仕事
「Atelier hicao」長野市在住の洋裁の作家 久田桂子さん。

桂子さんとは3年前に「職人印」という合同展示会に参加させていただいた時にお知り合いになりました。
彼女はいろいろなお仕事をされているので、その実態が定かではありません。

デニムなどいろいろな洋服をミックスしてのリメイクバッグ、クラシックコンサートなどの衣装ドレスを制作するなどの、極女性的なお仕事をされていると思えば、刺繍やらスパンコールも煌びやかなゴリゴリのファイトコスチューム制作で鬼忙しい!と物腰柔らかく焦っている・・・
以前開かれた個展で発表されていた作品は、デニムを履いたそこに居る感じのスツールや、椅子や花瓶がシャツを着ているようなインスタレーション的な作品。
ますます謎が深まるばかりです。

以前は東京でファッションブランドを設立され、コスチュームデザイナーとして活躍されていらっしゃったとか・・・
興味津々でねほりはほり聞いてみますと、なかなかの大御所の名前が出てきたりなど、興味深いお話をたくさん持ってらっしゃるようでありますが、多くを語られないので、やはり未だ実態が定かではありません。

今年、久々に個展を開かれるということで、そのDMを制作させていただきました。
このDMの写真に採用された白いスツール。複数の質感の違う糸をミックスして作成されたオリジナルマテリアルが使われているのだそうです。
このうえなくケバケバふわふわで、ナニモノかの感じ、まさに居る感じです。
それで木島平村のカヤの平高原に連れて行って撮影することになりました。

カヤの平高原は、中学生の時にキャンプ学習をやったところ。
キャンプファイヤーの前の花火大会で、同級生の松井が落下傘を無心に追いかけて川に落ちたところ。
すごい絶景があるわけではないせいか、あまり観光地化されていなく、のどかにお弁当を食べにくるような感覚の山で、大人になってからは、この風景がとても好きでわりと訪れるところ。

ブナ林の木の間に居るところ。
雑木林に佇んでいるところ。
牧場には羊がいて、あれに紛れさせようかとも頭をよぎりましたが、羊をよくよく見ますと頭と足の黒いマトン系の匂い。しかも身体におもいっきり数字が記入されており、哀愁がハンパなく漂っていたので却下されました。

このイスくんを持ち運ぶ時は、誤ってくっつき系種を持つ植物が生い茂る草むらに落とさぬよう大事大事に両手で抱え込むわけですが、この質感がまた動物としか思えない。ぎゅーっとしたくなります、ぎゅーっと。
写真の構図を決めるにあたっては、もうかわいいか、かわいくないか、それだけです。
「これかわいいね」「ん〜これかわいくないね」「これかわいくね?」連呼しておりました。

今回の個展は、そんな謎めいた桂子さんの、最新の作品の他に、東京にいらしたときの作品、時代のミックス作品など、いろいろな面を垣間見ることができそうで、Atelier hicaoの実態がまた少しわかるかもしれません。
個展は本日からはじまりです。

2012/11/8(金)〜26日(火) アノニム・ギャラリー http://www.anonym-gallery.com/ Atelier hicao http://hicao.sunnyday.jp/index.html
| works | 2013.11.08 Friday 14:11 |