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HOLY'S ホカホカてぶくろを撮る

シェットランドヤーンを使ったニット小物を作成しているHOLY'Sのニット作家ホリ氏より撮影を依頼される。今回はセレクトショップノーノ分室にて初の個展を開かれた。「てぶくろ」がメインになっており、可愛らしいのや落ち着いたのや実用的なのや、もういろいろいっぱい並んでいる。

定休日の店内を使わせていただき、時間とお天道さま、自分との闘い、努力と忍耐の撮影となったが、このホカホカしたてぶくろと向き合い、凝視していると自然と心が温かくなってくるわぁ〜。

中でもこれはいいなぁ〜と思った作品は、手の平側に革が縫い付けられている作品。HOLY'Sの作品は「ずっと使ってもらいたい」という願いから、購入後の繕いもやってくれる。お客さんとのそういうやりとりの中からの発想で作り出された作品のようだ。革がボロボロになったとしても革を付け替えればまたずっと使える。
先日まで個展会場には広島からはるばるやって来ていたホリさんが居たのだが、見に来てくれたお客さんとすぐに友達のようになって説明などしていた。指人形作りのワークショップも飛び込み参加などもあり、連日賑わっていたようです。なるほど、こういう人との密接な関わり合いが人に優しいニットを作り出すのだなと、ホリさんの佇まいを見て思う。

個展は9月30日(火)まで。明日まで!!遅いか
近々広島でも個展を開くそうです。

HOLY'Sの商品の
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| mono | 2008.09.29 Monday 13:57 |
百文(momon)財宝を撮る


先日、百文(momon)彫金師の勝山ゆかこ氏からイメージ写真の撮影を依頼された。イメージとしては「ザックザクな感じ」と理解した。

ゴロゴロと用意された、コレクションの極一部を、自由に使って良いと、足りなければその辺にあるのを適当に使って良いと、非常に大らかなるお許しをいただき、粘り強くというか粘っこく何時間も居座って撮らせていただく。

いったいこれらは総額いくらなんだ。宝石にうといから見当など全くつかない。けれどもうといなりにもこの宝石や彫金が施された宝飾品の数々の美しさというのは直球で、光に煌めく様や透き通る様、ギロギロした模様やテカリ具合、陰とのコントラストなど、オタク魂がメラメラうひょうひょした。
そんなことであまりにもしつこい撮影となったが、あの現実離れした世界、とてもおもしろかった。

工房におじゃましたついでに、前から狙っていた「ムーンストーン・お月見団子のネックレス」を購入させていただいた。半透明に輝くムーンストーンがトロ〜ンとして実に旨そう。
昨年購入させていただいた「グリーンガーネット丸玉のペンダント」は、これを見た友人がマスカットだと言った。百文の勝手に旨そうシリーズ。

| mono | 2008.09.14 Sunday 23:46 |
HOLY'Sのハンチングをば

HOLY'Sの商品撮影を毎年依頼されてやらせてもらっている。"HOLY'S"は広島県在住で、シェットランドヤーンを使ったニット作家を生業としている友人が作り出す商品の総称である。帽子や手袋やルームシューズが本当に可愛らしい。そして本当によくできている。
今シーズンはこのHOLY'Sのハンチングを注文した。昨シーズン妹が購入し愛用しており、それはそれは使い易そうだったので。妹曰く「これをかぶるとお洒落人間になれる」という。「お洒落人間になれるなれるなれるなれる・・・・」魅惑的な言葉がエコーを効かせてこだまする。


頼むついでに、近頃もうちょっとちゃんとした服装にしようと悩む夫にもクリスマスプレゼントとしてどうかと持ちかけた。
「お洒落人間になれるよ」
そうしたら
「キミの注文する分はボクがクリスマスプレゼントとして捧げよう」
・・・価格はおそらく同じだから果たしてプレゼントとして成立するのか疑問だった。


注文して1ヶ月後に帽子は出来上がってきた。素敵ですHOLY'Sのハンチング。この先何年も使えそうだ。そして、お洒落人間になれるなれるなれるなれる・・・・

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| mono | 2008.02.16 Saturday 10:30 |
いただきもので生きている[植物編]

山野草
親子二代で中学数学を教えてもらった先生からいただいた。師は両親の仲人さんでもある。昨年末に祖母が他界し、その葬式の日の火葬場の控え室で隣り合わせになり、その際、山野草の話で盛り上がった。師は70代も半ば過ぎかすっかりお年を召したが、退職してからハマッたという山野草の栽培に日々熱中している。花の交配をする。種を大事に採取して増やす。春になると市場に売りに行く。

山野草談義中、私がヤマシャクヤクを知らず、どんな花ですかこんな花ですかとしつこく尋ねていたら、花が咲く頃にくださるとおっしゃる。そして1月の終わりにセツブンソウ、4月の終わりにヤマシャクヤクとクロユリまでくださった。セツブンソウをいただいた後、花の写真を添えてお礼の手紙を送った。ヤマシャクヤクとクロユリをいただいた後も、お礼をしなきゃしなきゃと思いつつ6月にもなってやっと一筆したためて礼状をお送りした。
手紙を投函した夜、風呂の中で一日を振り返り手紙のことを思い起こした。記憶の中にある宛名の書かれた封書をイメージする‥‥ちょっと待てよ?‥‥どうも宛名に敬称が付いていない‥‥付けた記憶がない‥‥付けるとしたらおそらく“先生”と入れるはずが、名前の最後が“夫”でそのはらいを得意げにやってうまくできて満足した記憶の後は何もない‥‥付けなかったかもよ。呼び捨ての礼状‥‥。わかるかな、わかるよな、そうだもしかしたら郵便局の窓口で出したから、郵便局の人が気付いて付けてくれたかもしれない!!などと思ってみたりした。先生、失礼をお許しください。


胡蝶蘭
昨年母からもらった蘭の花が今年も花をつけた。それを母に報告したら、ものすごく褒められた。蘭は次に花を咲かせるのがとても難しいのだという。何度報告しても同じテンションで褒めてくれるので、3回は報告したと思う。
5月の初めに、妹が実家にこの巨大な胡蝶蘭を送ってきた。勤める会社の式典で何個も集まったはいいが、管理しきれないので欲しい人がいたら持って行ってもいいと言われたので頂戴したらしい。それが実家を経由して我が家に来た。蘭の花を咲かせた実績を買われ、この胡蝶蘭様の引き受け人となった。我が家では少々浮き気味だ‥‥。もしこれが来年も花を咲かせたなら‥‥どんだけのテンションで褒めてもらえるのか楽しみだ。


多肉植物
誕生日にいただいた。一つが「熊童子」、熊の手に似ている。もう一つが「ふくとじ」、うさぎの耳に似ている。動物シリーズだという。そしてもう一つは‥‥「乙女心」オトメ‥‥一気に範囲が広がったが、確かに乙女は動物に違いない。
熊手と兎の耳は繊毛が気持ちがいいので毎朝触っている。乙女心は触ると痛みそうなので触らずにいる。


大量のハーブの苗
昨年バジルとイタリアンパセリとディルの寄せ植えをいただいて、春に空いた鉢を洗ってお返ししたら、今年もハーブの寄せ植えをいただいてしまった。決して、決して催促したわけではないのであるが、想定外だったかといえば大嘘だったりする。今年はバジルとルッコラと大葉、昨年いただいたイタリアンパセリとディルはまだ生きているし。料理に使い易いハーブがいっぱいでございます。

たくさんの緑に囲まれ生きています。皆様ありがとうございます。
注:これらはほんの極一部です。
| mono | 2007.06.16 Saturday 11:34 |
3mmの消しゴムを尊重する

もうすぐ消しゴムが終わりそうだ。直径約3mm。ここまでになっても無くならずに私の目の届く所にあるというのが少し誇らしい。
だいたい消しゴムというのはすぐどこかにいってしまう奴という印象がずっとあった。冬場にコタツで勉強をしている時など特にだ。いざ使おうとすると姿が見えない。あの布団やら座布団やらが幾重にも重なる複雑な構造のあったかいラビリンス。とても厄介だ。とてもイライラする。そういうくだらないことで何事にもすぐにつっかかって前進していかないというのは今も昔も変わらないが、大人になった今、消しゴムを最後まで無くさずに管理できるようになった。わずか3mmの消しゴムが無くなっていないかどうか時々確認する。あと何回使えるかな。1回かな?2回かな?‥‥‥アホだと思う。ああ自分でもわかってる。それはもうカスの域なのではないかと家族から注意を受けたりするが、私はこの3mmの消しゴムを尊重する。そういうくだらないことにつっかかって前進していかないというのは今も昔も変わらない。
| mono | 2006.10.24 Tuesday 03:05 |
膨大な百文 [ momon ] コレクションの中から

工房におじゃまして、百文 [ momon ] コレクションを見せてもらう。膨大な量のコレクションの中から適当におすすめ品を見繕ってくれ、吟味させていただいた。その中の一つ「梅の花びらペンダント」。これは前から気になっていた。素敵だ。実物もやっぱ素敵だ。一片の花びらに梅が映り込んでいる趣向か。風情有リ。
コレ頂くわと決め込むと、横で一緒に見ていた夫がこう言い出した。「クリスマスプレゼントだからもう1個これを‥‥」と自分が気に入ったらしい一つを指さした。ク、クリスマスだァ?まだ里の紅葉も深まらぬ神無月にか?寝ぼけたことを言い出したもんだが、そう云うなら否定はしまい。でもちょっと待ってくれ、どうせ買ってくれるんなら私の好みも聞いてくれよ。と、そういえば他にも気になっていた作品がありましてと、蝶が彫り込んであるホワイトクオーツのペンダントを出してきてもらう。


ああ、これも素敵だわ。まだ加工されていない石だけの物も一緒に見せていただいた。何重かの塔が立体的に見えるように彫り込まれているものなど、いろいろ。匠な趣向にグッとくる。こういうのは一歩間違うと土産物のようになってしまう素材かもしれないが、それをそうさせない百文のセンスが好きである。
男らしいチャーミングさもある。それが好い。

10月のある休日、あまりにも早すぎるクリスマスプレゼントであった。
| mono | 2006.10.19 Thursday 17:30 |
ノーノHPの一部がブログになりまして

更新の面倒くささを解消してほしいという要望から、セレクトショップノーノHPの一部ページをブログにしまして、先日その更新の仕方を説明しにノーノ分室に行って参った。
閉店後の店内には今、分室でやっている「手仕事のかご展」のかごが、準備のためにずら〜っと並んでおりました。落ち着いた色調で主張しすぎずさりげない。使いやすそうだなぁ〜、と一足早くジロジロ見させてもらうのであった。
確かにかごは使いやすい。形が固定しているから、上からのぞけば中の物が一目瞭然だし取り出しやすい。けっこういっぱい入れても思ったほど重くなく、持ち運びが楽だったりなど‥‥。
昨年妹からマダガスカルのお土産物としてドデカいカゴをもらったのだが、そんな感じでかなり使いやすく、カメラやレンズをガラガラ入れて持ち運んだり、実家に行くときに持って行くと帰りにその中に大量の食料が納まったりと、何かにつけて持ち歩いていたら、とうとう柄が取れて壊れた。でもあまりにも重宝していたので、手芸店で革製のちゃんとした柄を買ってきて修繕し、また使っている。いい物もらいました。
| mono | 2006.07.28 Friday 02:34 |
煽り屋の煽りにちょっと煽られる

TARO MONEY先日、友人から『TARO MONEY』なるモノをもらった。故岡本太郎氏の行方知れずになっていた巨大壁画『明日の神話』の再生プロジェクトへの支援のために『ほぼ日』で企画されたモノで、4つのコインが切りはなせるようになっており、購入した人がこのコインを誰かにあげてどんどん広まっていくという仕組みになっているらしかった。それを実行に移した友人。そして実はこのコインが途轍もなく熱いコインだってことに、もらった時は全く気づいていなかった自分‥‥。
その後、日テレでやっていたこの『明日の神話』の一般公開前夜祭スペシャル番組を見、『ほぼ日』のページを読み進んでいくうちに、今まで持っていた岡本太郎氏のイメージとは全く違う人物像や、そのパートナーだった故岡本敏子氏の、この『明日の神話』再生への情熱やらそれを引き継いだ人達の情熱やらが、この壁画の強烈なイメージと共に頭の中にズコーーーンと入って来て、なんだかそわそわした気分になったりした。番組の中で印象的だったのは、1970年の大阪万博開催中に『太陽の塔』の目の部分に居座り占拠したという男を探し出してインタビューするという企画の中で、今やおじさんになったその人が「なんで太陽の塔の目を占拠したのか」という質問に、「別に岡本太郎が好きなわけでもないし、批判したいとかそういうんでもなかった。ただそれをやりたくなった、それだけだ。あの全共闘の時代を生きた人じゃないとわからないと思う。なんというか‥‥岡本太郎にアジられたんだ。」みたいなことを言っていた。『アジられる』?初めて聞いたこの言葉。もう死語なんだと思うが強烈な響きだった。agitation(アジテーション)= 扇動 = アジる 「その時どんな気持ちだったか」という質問には、「おもしろかったよ。」と答えていた。岡本太郎は煽り屋だった。そうやって日本を変えようとしていた。そして私はちょっとそわそわした。番組を見終わったと同時に『ほぼ日』にアクセスしてこの『TARO MONEY』を注文していた。ほんとは汐留に行って実物『明日の神話』を見てみたいのだけれど。


TARO MONEY

| mono | 2006.07.17 Monday 15:51 |
土産のお茶 いったい何回分か

云南沱茶中国のお土産を頂いた。パッケージには『云南沱茶』と書いてあった。ウンナンダチャ‥‥理科の実験で使った乳鉢のような形に茶葉が圧縮されている。非常に固い。一回分にしてはなんだか量が多そうだが、これだけ固く圧縮されていると、崩すったってどうやってだろう。
とりあえず素手で踏ん張って割ろうと試みたが、唸り声が出るばかりで、明らかに無理だった。案外キッチンバサミでやったらサクッと切れるかも、とやってみるも相当地道な作業になりそうだったので断念した。インターネットで検索するも漢字と文字化けの記号が連なって出てくのみだし、こうなったら土産の出所に聞くしかないと土産をくれた本人にお礼かたがたメールで問い合わせた。返ってきたメールにはこの謎のお茶について全く触れられていなかった。わからないんだ‥‥。
そうとわかればもうこのお茶をどんな飲み方をしようが誰にも文句は言えないはずだ。これだけ一丸となっているんだからやっぱ一回分かもしれないよ。そうだよ、それしか考えられないよ。そう思うことにした。
ヤカンに湯を沸かし、こいつを慎重に沈めた。次第にほぐれてくる茶葉。‥‥モリモリしてきた。‥‥モリモリモリモリしてきた。‥‥今ならまだ間に合う!!!慌てて湯をピッチャーに移して、即座にまだ開ききらずに残った茶葉を分割して冷凍庫に保管した‥‥。こうなることは初めからわかっていたのだろう?


調理イメージピッチャーに注がれた黄金色の濁った液体‥‥。十倍ニ薄メテ飲ムベシ、云南沱茶 超濃縮タイプ。美味しくいただいています。ごちそうさまでした。

注:このお茶は本当は『云南沱茶(ウンナントウチャ)』(プーアル茶)で約3〜4回分、削って(割って)使うらしい。でもどうやって割るかはわからない。
| mono | 2006.06.08 Thursday 13:39 |
松川の風呂 のび太

松川の風呂図住居の離れに設置されていたこの松川の風呂。木が縮んでいることによる水漏れは、しばらく根気よく水を張っていれば解決したかもしれなかったが、この無防備な風呂を使用することによってこれから起こりうる幾つもの事件を想像していたら、この風呂になんとかして入ってやろうという根性はわき起こってこないのであった。そして私は銭湯ライフの道を選んだ。だからこの風呂には結局一度も入らなかった。それが今思えば若かったなぁと思う。心残りだ。

勝手にしやがれそうだのび太。のび太のことだった。当時私はそれまでずっと長かった髪をバッサリ切ってベリーショートにしたのであった。イメージとしては『勝手にしやがれ』のジーン・セバーグのような小じゃれたものを想定して思い切ったのだったが、やってみたらどうも違う。あれじゃない‥‥。想定外だった原因として、完全に服装がいけなかった。チビTにサブリナパンツではなかった。ラガーシャツにストレートジーンズ‥‥。決定的なのはメガネであった。ラガーシャツにメガネの短髪でジーン・セバーグとは大きく出たものだ。小学男児や普段着の中坊に間違えられたとしてもいたしかたない。当然のことながら周囲にはそのような小じゃれたイメージには受け取ってもらえず、メガネをかけていれば「のび太」。メガネを頭に置いていれば(ど根性ガエルの)「ヒロシ」と呼びかけられていたものだ。そんな感じだ。
そうしてこの小品「松川の風呂」は創られた。よく覚えていないが四・五枚刷って友人などに送りつけたと思う。もちろんドラエモンにも。その中の一枚がこの一枚で、両親に送ったものなのである。両親は一応わからないなりにも娘を尊重してくれ、13年経った今でもこの作品を電話台の前の壁に大事に貼ってくれている。空白には子供たちやおじさんおばさん、お寺などの電話番号が、サインペン、ボールペン、鉛筆などその時とっさに手にしたであろう思い思いの筆で書き記されているのである。ありがとう。ポップアートみたいだよね。
| mono | 2006.05.31 Wednesday 23:51 |